(※1)フルーツパンチ(ポンチ):ポンチはヒンディー語で数字の『5』。原型となった飲み物が、水、酒、砂糖、果汁、スパイスなどの5種類の材料によってつくられたことによる。炭酸水などを用い、アルコールを入れないことも多い。イギリス東インド会社の船員が母国に製法を持ち帰って、ヨーロッパに流行したと言われている。
[アメリカのアイスティーのあゆみ]略年表
1800年代: | お酒に緑茶を加えたリージェントパンチと呼ばれるカクテルが流行。(リージェントは英国のジョージ4世の愛称。リーゼントヘアの語源でもある) |
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1830年代: | のちにアイスティー普及の要素となる冷蔵庫や製氷機が開発、特許をとる。 |
1839年: | ケンタッキー州の主婦(ブリノン夫人)の料理書にアメリカンスタイルのティーパンチのレシピが掲載される。 |
1879年: | ヴァージニア州のマリオン・キャンベル・タイリーが編集した料理本にスイートティー(アイスティー)のレシピが掲載 |
1884年: | リンカーン夫人のボストン・クックブックにアイスティー(ロシアンティー)が紹介される。 |
1890年: | 退役軍人のパーティで大量の料理とアイスティーが飲まれたという新聞の記事が出る。 |
1893年: | シカゴ万博で、アイスティーとレモネードが約2,000ドル以上の利益をあげたと記録される。 |
1895年: | ペンシルベニアで配布された小冊子に製氷機の広告掲載。コピーに「あなたのアイスティー向け」。 |
1904年: | セントルイスで万国博覧会開催。万博会場で配られたアイスティーが爆発的人気に。同会場では世界で初めてハンバーガーなども紹介された。同時期にニューヨークではティーバッグが流行。 |
1920〜1933年: | 禁酒法時代、アルコールに代わるものとして、アイスティーの人気が急上昇。 |
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