鎖国日本の終焉を告げる黒船来航
マシュー・カルブレース・ペリー(日本カメラ博物館 蔵)
黒船船上で開かれた条約締結の祝宴
翌1854(嘉永7)年1月、ペリーは7隻もの軍艦を率いて再来航を果たす。ペリーと幕府は交渉を続け、下田や箱館(現・函館)の開港に加え、アメリカへの最恵国待遇などを取り決めた日米和親条約を締結。ここに、日本の鎖国は終わりを告げた。(ペリー著『ペリー提督日本遠征日記』/木原悦子訳)
『ペリー提督日本遠征日記』より、ポーハタン号船上での酒宴の様子 (了仙寺 蔵)
アルコールを介した日米交流の始まり
初めて飲む西洋酒にとまどう者も多くいただろうが、パーティーは実に華やかで、大いに盛り上がったようだ。ペリーの日記にもこうある。(ペリー著『ペリー提督日本遠征日記』/木原悦子訳)
『ペリー提督日本遠征記』
(ペリー著『ペリー提督日本遠征日記』/木原悦子訳)
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